うだるような夏の日にいただいた飴
日本の夏はほんとうに暑くなった。
口にするのがすこしばかりもったいなくて、今もまだ飾っていて、秋頃に写真を撮って残しておこうと思って、それでは舐めてみようかなと思いはしたものの、もう一度眺めていると、また口にするタイミングを失い、春が来た。
春がきた、春が来たとおもって眺めてみている。
桜が咲いて、一緒に桜が舞い散る風景をいっしょに歩きながら見たいなあと思いながら、そんなことを考えているときっと桜はあっという間に道路をぴんく色にして、それでもって初夏がくる。この1週間もゆっくりたいせつにすごしてみると、あたらしいものが生まれだろうし、きっといいことたくさん起こるはず。
すこしなめたいような。
もうすこし愉しみはとっておきたいような。
ご覧になってくだっているみなさん、ありがとうございます。
コメントは返信できない時も、特にうれしく拝見しています。ありがとうございます。
揺らめく光の中に あなたの顔が浮かぶ
わたしの心の中に 波紋が広がる
あなたに近づきたい
あなたに触れてみたい
でもそれは わたしには叶わぬ夢
ここからは 抜け出せない
でもいつか いつかきっと
もういいか いやまだか
あなたはいつも 光の中
わたしはいつも 水の中
水面に落ちた 一枚の花びら
わたしの心に 波紋が広がる
そう いつかきっと
淡い ゆらめきの中で
あなたと 一緒に
あるいて みたい
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モモとジジみたいに、なれたらいいなぁ。