知らない道をあるいてみる
そこには見たこともないものがたくさん
はじめての海と防波堤
はじめての橋
ちいさなお店
つぶれてしまった商店
かつての姿はどんなものだったのか
ギラギラした写真、ライティングを駆使したきらびやかさ、計算し尽くされたノウハウ、広告、技術の練習が見えてしまう写真、クライアントの要望を写そうとする写真・・・色んな写真が存在する。様々な写真がこの世の中には存在し、流通する。
そして、行き着く先は、ひと、想い出、その瞬間、その存在
切り取られたその時間
旅をしたり、歩いたりすると
様々な作為が削ぎ落とされて、
わたしは好きな時間が
今日もきたと感じる。
私も近頃は、バイクで訪れた先を歩くことが増えました。
車だとあっという間に通り過ぎてしまう場所でも、
歩いて通ると、そこに長い長い時間の重みを感じます。
そして、そこで繰り広げられる、知らない人達の日々の生活。
旅をしていると、ふとした時に、そうした生活の痕跡に触れることがあります。
そして、その人と同じ道を歩いていることが、ちょっと嬉しく思えたり。
心が動くって、こういうことだよなぁ、なんて思ったり。
今は、釣り人が秘密の釣り場に行くためにできた、
岩場に続く獣道のような道を歩くのがお気に入りです。
釣り人にとっては日常でも、私にとってはとんでもない非日常。
そして自然と一体となる感覚は、もう最高に気持ち良いんですよ!
□K-Hyosoさん
旅や町をあるくことは、そうゆうことなのかもしれませんね。
時間の重なりしかり。町で暮らすひとしかり。
いい時間を重ねるって素敵ですね。